ポルシェマカン右フロントドアの凹み
凹みとしては標準的な大きさです。
ただ、凹んでいる場所が悪くガラスの隙間からツールを入れても、凹み上部が押し出す事が出来ませんでした。
仕方がないので、内装を外してリペア開始です。
凹み自体がドア前方なので、更にガラスも外して作業しました。
デントリペアで綺麗に直す条件は、
ツールアクセスの良さ
作業中の凹みの状態の見易さ
これにつきます!
この条件を満たせば、大抵の凹みは綺麗にリペア出来ます。(凹みの深さ(パネルの伸び)や大きさは除く)
全ての車の内装の外し方を知っている訳ではありませんので、車種によっては調べながら、探りながら外します。(前に鈑金屋さんで珍しい車をバラして修理していたので、外し方を知っているのかを聞くと、ネットで調べながらバラしていると言われました。納得です)
大体は感覚で分かるんですけどね。
外して凹みの裏側を確認すると
丸で囲んだ部分がツールが入らない原因でした!
この箱状の部分の所に凹みがありました。
バラさないと、絶対にツールは届きません。
凹みの深さもあるので、引っ張っての作業でも出来ない事はないですが、仕上がりは悪くなりますし、最悪の場合は塗装が剥がれます。
ガラスを外すと窓部分から腕を入れ、パネルのサービスホールからツールが入るので作業性も良く、見易くなったのでリペア開始です。(ここまでで1時間以上掛かりました)
仕上がり具合は
何とかバッチリ直せました。
ほぼ完璧に出来たと思います!!
ここの部品を外すのが一番緊張しました。
お客様にも絶賛して頂け、私自身も嬉しくなるお仕事でした!!