レクサス

レクサスES300h 右リアドアの凹み

中古車屋さんでのお仕事です。

ドアの真ん中が凹んでいます。

が、仕入れ前にどこかのデント屋さんで適当に直したのか、素人さんがマシにしようとしたのか分かりませんが、凹みを詰めただけでした。

大きさを詰めて、目立たなくしただけのようですが、

出し過ぎと出せていない所がハッキリしているので、デント屋さんの仕事ではなさそうです。

ボディ色が白なので、この位なら気付かない方もいると思いますが、これを修正する私は、しなくても良い作業が増えます。

突き上げ過ぎている部分があるので、ある程度残る可能性もあります。

ちょうど赤丸部分の骨の上に凹みがありました。

出過ぎの部分はポンチで叩き落とし、出ていない所は少しずつ出して修正していきます。

突き上げ過ぎの所で戻せきれない部分が残ります。

かなり微妙ですが、ほぼ良い具合にリペア出来たと思います。

知らない方には多分分からないでしょう。

 

 


レクサスGS 左リアフェンダーアーチのへこみ

フェンダーアーチの凹み。

ここはどうやっても押し出し用のツールは入りません。

プーリングでの修理になります。

ただ、プーリングはプッシュで直す程、微調整が効かないので私自身はあまり好きではありません。

どうやってもツールが入らず(穴開け除く)、仕方がない場合はプーリングでの修理も可能です。

プッシュでの作業よりは少しクオリティは落ちますが、まずまずの出来にはなったと思います。

 

 


レクサスIS300h 右フロントドア プレスラインの凹み

 

プレスラインがかなり潰れています。

お客様には塗装割れと、凹み中心部が残る可能性を説明し、ご了承して頂いてリペアを開始しました。

リペアに使うツールの都合上ガラスも外しての作業です。

プレスライン部分は深く凹むと物凄く硬く、押し出す時にかなりの力が掛かるので、それなりの太さのツールを入れないと戻せません。ガラスが割れる可能性もあります。

全体的な凹みは戻せましたが、ライン上の中心点は、やはり残ってしまいました。

「塗装が割れたらタッチアップするので」と言って頂いていたので、割れるのは覚悟で作業しましたが、これ以上はどうしても出せませんでした。

プレスラインの一点だけが残ってしまいましたが、心配していた塗装は割れずにすみました。

お客様にはほとんど分からなくなったのでとご満足して頂けました。

こんな感じですが、良ければ一度ご連絡下さい。


レクサス RX200 ボンネットのへこみ

ボンネットの凹みですが、少しキズがあります。

↑赤丸部分の中心部にキズ

↑インシュレーター(ボンネット裏の内張り?)を外すととんでもなくイヤな構造になっています。

ツールの入れられる所が限られているので、入るツールを探すのと、入れ方を工夫するのに苦労します。

黄色いテープとテープの間が凹みがあったところです。丸いキズがそのまま残っていますので、良く分かると思います。

↑横から

↑前後方向から。キズがあるすぐ前が凹みのあったところです。

ほぼ分からなくなりました。

お客様にもシッカリ見て頂いて完了です。

キズは、凹みが無くなればほとんど気にならないので、そのままにしておくそうです。

ヘタにタッチアップすると余計に目立ちます。

 

 

 


レクサスRX450h 右リアドアの凹み

デントの大きさ、形、ともにお手本の様な凹みです。

ちょっと深めですが。

ガラスの隙間からツールが届けば、文句無し!!

ツールを入れて見ると、よくある嫌な感触がありました。

凹みより少し離れた前後と、下は押せるのですが、

肝心の凹み部分が押せません!

仕方ないのでバラして見ると

ドア内部です↑

凹みの位置が、シール部分を狙ったかの様にピンポイントでこの場所でした。

ゴムの様な感じの固さのシールなのですが、このシールを取り除かないと、凹みの中心部が押せません。

取り除きました。

結局ドア内部からの方が、しっかりツールが入るので、そのままリペアしました。

テープの下部分が凹みがあったところです。

よーく見て頂くとほんの少しだけ、凹みが残っていますが、ほとんど分からなくなりました。

多分知らないと見つけられません。

お客様にも満足して頂けました。


レクサスGS250 左フロントドアの大きな凹み、2ヵ所

一度で着いた凹みではなく、上下別物です。

何が当たってこうなったのかは分かりませんが、かなり複雑で広範囲の物でした。

通常のデントリペアの範疇を越えています。写真には写っていませんが、下の凹みは凹んだ時の影響で張れ、折れがあり40センチ四方位の範囲で歪みが出ていました。

お客様にはキッチリ直すなら、鈑金塗装の方が良いとお伝えしました。

しかしやはり塗装はしたくないとの事で、お引き受けすることになりました。

内装を外してリペア開始したのですが、途中どうしてもガラスも外して作業した方が綺麗になると判断して、追加でガラスも外しました。

少し微妙な歪みが残りますが、上下とも私が思っていたよりも良く修正出来たと思います。

お客様には大変喜んで頂け、「宣伝しとくわ!」

と言って頂けたので、とても満足して頂けたようです。

出来る事には限界がありますが、引き受けたからには全力で直します!!

今回のお客様は御所市からお越しでしたが、

ちょうど出張作業の帰りにお客様からお電話を頂いたのですが、作業場の準備が全く出来ていなかったので、ご希望の時間より少しずらしてお越し頂きました。

ご来店の際には出来るだけ、前もって予約頂けるとご迷惑をお掛けしないと思います。

せっかくご来店頂いても出張していることも多いので、無駄足にならないと思います。


レクサス450h 左リアドアの基本的なデント

 

左リアドアに出来た凹みです。

大きさ、深さ共にこれぞデントと言う凹みです。

ただ、ガラスの隙間からのツールの挿入では、凹みの部分にツールが当たらず作業出来ないので、内装を外してドア内側からのリペアになります。

 

今回も作業の都合上ドアガラスを外しています。(面倒なので余り外したくはないのですが、外さないとヘコミをキッチリ直せるツールが入らない為仕方ありません。)

ここまで来ると後はツールが入れ放題!!

以外に短時間で綺麗にリペア完了しました。

↑マスキングテープ上下の丁度真ん中あたりが凹みのあった場所です。

 

何処から見ても凹みがあったとは、まず分からないです。

リアドアのガラスの場合、フィルムを貼られている方も多いので、傷が付かない様に慎重に脱着しないといけないため細心の注意が必要です。

今まで一度も傷を付けた事はありませんのでご安心下さい。