ダイハツ ムーブ
修理箇所 フロントフェンダー
へこみの大きさ 12cm
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大きさは問題無いのですが、かなり深い凹みでしたので少し修理跡が残るかと思いましたが、キッチリ直すことができました。
お客様にも大変満足して頂くことが出来ました。
ボルボの外鈑は以外に柔らかく(?)作業がしやすいので結構好きです‼
ただ、内装の脱着が必要な場合は結構面倒です。
今回はガラスの隙間から、ダイレクトに アクセス出来ました。
フィラーリッド(燃料の給油口の蓋)の凹みです。
デントリペア以外で直そうとするとリッドだけの修理ではなく リアフェンダー全体の鈑金塗装と成るそうです。
大体は車両に付いた状態で直すのですが、この車種はリッド裏側に樹脂の部品が着いていた為、取り外しての状態でしか作業できませんでした。
出張修理だったため、パネルを固定出来ないので押し出そうとすると、パネルが動いてしまい苦労しました。
凹みがかなり深いので最終的には、芯が残ってしまいましたが、お客様には大変満足して頂くことができました。
小さいですが深めの凹みです。
凹みの位置が、袋状になっていた所だったので、
案の定ガラスの隙間からではアクセスできませんでした。
結局 内張を外し、ガラスを外しての作業となりました。
フロントドアのガラスは以外にはずしやすい構造で、
取ってしまえばアクセスは抜群に良くなり修理できました。
ツールアクセスをいかに確保するかで仕上がりが格段に変わってくるので、毎回悩まされます。
数えきれない程直して来ましたが、作業前に絶対大丈夫と思える凹みは未だに年に数回しかありません。
デントリペアはマニュアルこそありますが、
100修理すれば100通りのやり方があると、日々感じます。
だからこそたくさんの経験が活きてくるのだと思います。
これからもお客様に納得していただける仕事をしていきたいと思います。
お客様のお話ですと、ポールが倒れてきたそうです。ここ数日 雨と共に突風が吹くことがあったのでそのせいでしょうか。
幸いツールを入れてみるとサイドドアビームがありましたが、あまり苦労することなく修復出来ました。
写真では分かりにくいですが、10㎝を越える凹みでしたので実際に作業にかかるまでは仕上がりに不安がありましたが、いざ取りかかると以外に直しやすく、思った以上に綺麗に仕上がりました!
今までに何千何万もデントリペアをしています。 7~8割程度の修復状態は想像出来ます。 自信もあります。しかしあと1、2割の予測が難しく、お客様には申し訳ないのですが、やってみないとハッキリしないのです。
思った通りに仕上がりをお客様に説明して、完璧に仕上げておかえししたいと思っていますが、まだまだ経験が必要なようです。職人の道は険しいです m(__)m