小さな凹み

インスパイア 右リアドアの凹み

プレスラインの上側に少し深い凹みです。

凹みが深いので、それなりに大きな力を掛けるためにガラスを外して作業します。

この隙間から少し太めのツールを入れる必要がありました。

細いツールならガラスを外さなくても入るのですが、時間が掛かるのと、凹み中心部を出すのにこの方がより確実に綺麗に出せるので、この方法にしました。

塗装面に凹んだ時のキズや元々の痛みがあったので、ライトを入れると目立って見えます。(見て貰う為にわざわざ映し込んでいます)

ライトを外すと分からないと思います。

キズがあるのでライトの光を拾って修理部分がよく見えますが、消すと凹んでいたことを知らないと、分からないと思います。

遠回りしたような作業に見えますが、これが一番良い作業手順だと思います。

お客さまにも絶賛して頂けました。

 


運転席のステップに出来た凹み

通常ならこの部分のリペアはプーリング(引出し)でしか出来ません。

今回のような深い凹みはプーリング作業では凹みの一番深い部分が確実に残るので、お断りすることが多いです。

よく車体を裏から見ると、前から後ろに掛け直径3~4センチ程度のグロメットがあるので、これを外せばツールが入らないかと聞かれますが、絶対に入りません。

↑こういうヤツです。(この写真は別の車です)

ただ今回はサイドエアロが付いていて外して見ると、ここからどうぞとばかりにピン穴が空いていました!

試しにツールを入れて見ると、なかなかバッチリ入ります。

という事で、リペア作業しました。

やはり深い筋状に残りました。

黄色いテープの右側に凹みの残りがあります。

ライトを入れないとほとんど分からないと思います。

画像を引き伸ばして見て貰うと、微かに筋状の残りが見えます。

ピン穴は少しですが変形しましたが、水が入らないようにシールしてエアロを取り付け終了です。

たまたま偶然横穴が空いていたのでリペア出来ましたが、この位置からもう少しずれていたり、別の車だったら無理だったと思います。

今回は幸運でした。


スバル S4 右フロントドアの薄い凹み

分かりにくいと思いますが、フロントドアに薄い凹みがあります。写真だとほぼ分からないので動画にしました。

通常のエクボの凹みよりも、こういった凹みの方が神経を使います。

これを見つけられるお客様は、かなり目の肥えたお客様です。

普段よりもかなりシビアな仕上がりが求められます。

と言っても毎回限界まで仕上げているので、やることは変わりませんが…..。

凹み部分を直すには、ガラスの隙間からはツールが入りません。内装を外しても袋状になっているので、ツールアクセスが悪く、目線も会わせにくいので、ガラスを外して作業しました。

赤丸部分の穴からツールを入れるのが一番理想的だったので、今回はここからツールを入れて作業しました。(廻りにキズが入るので、作業後錆止めをします)

ライトを映し込んで、修理跡の荒をいつもは載せていますが、今回はライトを入れても全く分からないと思います。

少しは残るか?と思ったのですが、ほぼ完璧に仕上がりました。

お客様には絶賛して頂け、満足して頂けたようです。

今回はパネルのキワで折れが無かったのが幸いでした。

多分?絶対に分からないと思います。

 


アクア 左ルーフピラーの凹み

まだまだ新車で、洗車の時に気づいたら凹んでいたそうです!

修理の精度としては、ツールで凹みの裏側からプッシュ(押し出し)のほうが遥かに上です。

しかし、この部分はツールが全く入らないので、プーリング(引出し)での修理しか出来ません。

分かりやすい様にライトを入れて映しているので、微妙な歪みが見えますが、ライトを外して見ると凹んでいたことを知らないと分からないと思います。

お客様にも何度もチェックして頂きましたが、「場所を示して何とか分かるくらいかな」と仰って頂けました。

プーリングの場合は、凹み具合で仕上がりが全く変わります。

凹みが深い、もしくは鋭い場合、プレスラインが潰れている場合などはお断りさせて頂く場合もあります。

一概に「直せます!!」

とは言いにくい所がありますので、気になる凹みがあればお気軽にお問い合わせください。

現状を見せて頂ければ幸いです。

 

 

 

 


N-VAN 助手席ドアの内側の凹み(私のです)

助手席ドアを閉めた時に、うっかりデントリペア用のライトのハンドル部分を挟んでしまいました。

かなり悲しかったのと、今日は暇だったので適当に修理しようと奮起!(通常はこの部分はお引き受けしてません。きれいに直すのは無理なので)

新車で買って4年目ですが、初めてバラしました。

ドア内張りを外すとビックリ!!

かなり複雑な構造です。

シートベルトの太鼓部分と、ワイヤー周りは作業に邪魔なので取り外しぶら下げています。

ちょっと…かなり(?)残りましたが、これ以上は面倒なので良しとしました。

自分のなので……(^^;

それより気になったのはドアパネルの裏側に貼り付いている鉄板です!自分の車でやってみておいて良かったです。

お客様から依頼された場合は、ツールアクセスにかなり苦労させられそうです。

この凹みの修理跡はいつでも見ていただけますよ。


ミニ 右フロントドアエッジの凹み

ドアを開けた時にぶつけみたいです。

エッジ部分はデントリペアではキッチリ修復するのは無理ですが、鈑金塗装だと結構高額になるので、ある程度分からなくなればと、当店でのリペアを依頼して頂きました。

取り敢えずこのままではリペア出来ませんので、内装を外して作業です。

ドア内側の画像です。赤丸部分の中心当たりに逆のくの字に凹こんでいるのが、分かると思います。(拡大して見て下さい。

凹みを裏側から見て分かる時は、かなり深く凹んでいる証拠です。

パネルの会わせ目部分のダメージが大きいので完全に分からなくは無理ですが、目立たなくはなりました。

↑ 一番残った凹みが分かりやすい様にライトを映し込んでの写真です。

白く塗装の欠けが残っています。

↑ ライトを外して普通に見る分にはほぼ気にならない程度には出来ました。

お客様には、残った部分に関しては分かっていたことなのでと言って頂き、絶賛して頂けました。


アルファード右フロントフェンダーの凹み 二ヶ所

プレスライン上とその下の二ヶ所が凹んでいます。

フロントフェンダーの場合、凹んでいる場所にもよりますが、比較的問題無くリペア可能です。

今回の場合は、タイヤハウスの内側のカバーを外すだけでリペア出来ました。

↑リペア前

↑リペア後

お客様にもシッカリ確認して貰って、ご満足して頂けました。


レクサスIS300h 右フロントドア プレスラインの凹み

 

プレスラインがかなり潰れています。

お客様には塗装割れと、凹み中心部が残る可能性を説明し、ご了承して頂いてリペアを開始しました。

リペアに使うツールの都合上ガラスも外しての作業です。

プレスライン部分は深く凹むと物凄く硬く、押し出す時にかなりの力が掛かるので、それなりの太さのツールを入れないと戻せません。ガラスが割れる可能性もあります。

全体的な凹みは戻せましたが、ライン上の中心点は、やはり残ってしまいました。

「塗装が割れたらタッチアップするので」と言って頂いていたので、割れるのは覚悟で作業しましたが、これ以上はどうしても出せませんでした。

プレスラインの一点だけが残ってしまいましたが、心配していた塗装は割れずにすみました。

お客様にはほとんど分からなくなったのでとご満足して頂けました。

こんな感じですが、良ければ一度ご連絡下さい。


アウトランダーPHEV 左リアドアの凹み

ドアのほぼど真ん中が凹んでいます。

一件、楽に直せそうに見えますが、ツールを入れて見ると裏側に鉄板が貼り付いていました

 

↑ちょうど赤丸部分が凹みの裏側です。

ドアガラスの隙間からツールを入れても、凹みの裏には当たらないので、内装を外して作業しました。

黄色いテープとテープの間が凹んでいたところです。

ほぼ、完璧に直ったと思います。

お客様にも絶賛して頂けました。

一昔前ならドアビーム一本が付いていただけなのですが、現在の車のほとんどはこう言ったパネルが貼り付いているので、ドア真ん中あたりだから直しやすそう!とは言えない状況です。

今回の凹みもあと2~3センチほど上下どちらかにずれていると全く状況が変わります。

楽観すると痛い目に会うので、現車確認をシッカリしてから、キチンとした見積りをするようにしています。


レクサス RX200 ボンネットのへこみ

ボンネットの凹みですが、少しキズがあります。

↑赤丸部分の中心部にキズ

↑インシュレーター(ボンネット裏の内張り?)を外すととんでもなくイヤな構造になっています。

ツールの入れられる所が限られているので、入るツールを探すのと、入れ方を工夫するのに苦労します。

黄色いテープとテープの間が凹みがあったところです。丸いキズがそのまま残っていますので、良く分かると思います。

↑横から

↑前後方向から。キズがあるすぐ前が凹みのあったところです。

ほぼ分からなくなりました。

お客様にもシッカリ見て頂いて完了です。

キズは、凹みが無くなればほとんど気にならないので、そのままにしておくそうです。

ヘタにタッチアップすると余計に目立ちます。

 

 

 


...7891011...20...