小さな凹み

トヨタ ピクシスメガ 右フロントドア プレスラインの凹み

プレスライン上がガッツリ凹んでいます。

車名はトヨタですが、元はダイハツです。

ダイハツ車の場合この部分は大体裏側が袋状になっています。そのままではツールが入らないので、内張りを外し、ガラスも外します。

ガラスを外すと凹みにツールが届く穴があるので、そこからリペア出来ます。

凹みはほぼ消えましたが、当たった時の薄いキズが残りました。

このキズは磨いても消えない(消そうとするとクリア塗装が剥がれます)ので、そのままです。

思ったよりも良い仕上がりになりました!

 

 


カローラツーリング 右フロントドア プレスライン上の凹み

プレスライン上にかなり深い凹みが出来ています。

他店様で見てもらったところ凹みを見ただけで断られたそうです。数ヶ月モヤモヤした気持ちを抱えたまま過ごされて、今回当店にご相談いただきました。

今回は、プレスライン上でパネルの堅い部分が凹んでいるので、多少修理跡が残る事、

塗装が割れる可能性があること、

ヒズミが残る事、

ほぼ完全に分からない様になる事がご希望であるなら鈑金塗装の方が良い事など細かく説明しました。

お客様自身は塗装の変色、パテの跡が出る事の方が後々心配なので、それよりは「デントリペアを」と言うことでお引き受けしました。デントリペアのメリットを見てくださったのは嬉しいですね!

堅い部分の凹みなので、それなりに力をかける必要があります。内装を外してガラスも外して作業しました。

塗装が割れる事も承知して頂いていたので思いきってリペアに集中する事が出来ました。

ただ、一番深い部分は縦筋状に残ってしまいました。

もっと滑らかにリペア出来れば良いのですが、鉄板の性質状ある程度無理な部分が出てしまいます。

修理跡が良く分かる様にライトを入れて撮影していますが、普通に見るとそれほど目立つ仕上がりではありません。

鈑金塗装だと一部分のダメージの為にドア全体、特に色、肌、全体的な印象が変わってしまう事を凄く気にされていたので、とても満足して頂けました。

当店ではメリットの説明は良い事なので説明は省略しますが、デメリットはきちんとお伝えする事にしています。

その事をご了承していただいた上で、可能な限り精一杯の対応を心がけて作業しています。

デントリペアの作業はゼロか百ではなく、可能な限り百を目指す修理方法です。

作業途中でイレギュラーの起こりうる修理方法ですので、完璧、100%の完成をお望みのお客様にはお勧めしない様にしています。

お客様の納得のいく方法をご提案させて頂きたいと思っています。


スバル XVの右フロントドアの凹み

プレスライン上とその下に凹みがあります。

内装を外してリペアしました。

よく見てもらうと分かると思いますが、赤丸の真ん中あたり、プレスラインの裏ですが、凹みがはっきり確認出来ると思います。

パネルの裏側からライトを入れていないにもかかわらず、凹みの位置が分かる物は大体深い凹みになります。

動画の最初でプレスライン部分にピッと白い点が映っていますが、そこが凹んでいた所です。

凹んでいた事を知らない人なら、まず見つけられないと思います。

お客様にはとても満足して頂けました!!


Z32 フェアレディZの左フロントフェンダーの凹み

フェンダーの上部、90°折れの所に凹みが出来ています。塗装にもキズにあり、お客様がタッチアップされていたのですが、リペアに邪魔になるので取り除きました。

パネルのきわで凹んでいるので、ボンネット側は少し凹みが残る事、塗装面が少し荒れる事はご了承して頂いてリペアしました。

赤丸の更に奥の部分が凹みのあるところです。

入るツールとツールを入れる体制を見つけるのに苦労しましたが、それが分かれば後はいつもと同じ様にじっくりリペアするだけです。

ただ、今時のパネルと違い30年位前の車両、新しい物でも20年以上昔の車になるので、分厚く、少し戻しにくい感じがあります。

私がディーラーにいた当時に新車で販売されていた車両なので、懐かしさもひとしお。

頑張って作業しました。

キズは残ってしまいますが、出来るだけ凹みを出して欲しいとの事でしたので、限界まで出しました!!

あまりやり過ぎると、塗装がかなり痛むのでここまでです。

お客様には大変満足して頂けました。

年式から考えるとかなり綺麗な車両でした。

お客様にお願いして写真を取らせて頂き、掲載の許可を頂きました!

エンジンルームがぎっしり詰まっています。

触るのは無理です!!!

でも、バラしてみたい!!

私では絶対元には戻せませんが…..(T-T)

 


N-ONE 左リアドアのへこみ

2ヶ所あります。

2ヶ所とも凹みが縦長で深く、凹んでいる場所の都合で内装を外してリペアしました。

↑ドア後方はこちらから。

↑ドア前方はこちらのスピーカーの穴から作業しました。

塗装部分のキズ自体は直せません。

これを直そうとすると塗装作業が必要です。

ただ、変色や塗装肌の違和感などのリスクを考えると、デントリペアでの修復を選んで頂きました。

少し凹みが完全に出せない部分がありましたが、お客様にはとても満足して頂けました。

 


ヴェルファイア 左フロントドアの凹み

極標準的な凹みです。

内装を外さなくても、ガラスの隙間から直せそうに見えます。が、ピンポイントで裏側に骨が入っているところでした。

赤丸の部分が凹みの場所です。

今でも希に「袋状の部分や、ビームの上は出来ないの?」と聞かれる事がありますが、内装を外せばほとんどの場合しっかり直せます。

プーリングより、プッシュツールの方がいろいろとメリットが多いので早く確実にリペア出来ます。

普通に見るとほぼ分からないと思いますが、へこんでいた所に注視すると少し深い部分が残っているのが分かると思います。

ここがへこんでいた事を知らない人なら、まず気づくことは無いと思います。

 

 


BRZ 右ドア 凹みいっぱい!!

右ドアのあちこちに凹みがあります。

全体的に目立たなくなればと、ご依頼頂きました。

キズは残りますが、磨くとほぼ気にならなくなりました。(動画は磨き前です)

 


ランクル ボンネットの凹み

大きさはデントリペアにバッチリの凹みですが、

かなり深く凹んでいます。

写真では分かりにくいですが、塗装を削っていますので、塗装のキズは残ります。

ただ、ツールアクセスはバツグンなので、出来る限りで直しました。

凹みはほとんど分からなくなったと思います。

傷は当然残っていますが、ずいぶんと印象が違っていると思います。

 

 


クラウンのルーフ修理

ルーフの後ろ側、リアガラスの境目から凹んでいます。

ルーフライニング(天井の内張り)を外すと、別途費用が掛かります。外すのが面倒なら、プーリングでリペアといきたい所ですが、流石に凹みが深く、筋状にキズもあるのでプーリングでの修理は出来ません。

プーリングの方が逆に時間が掛かる上に、凹みもそこまで出ず、しかもキズがあるので、塗装が剥がれる可能性も高い!

リスクだらけです。

なら外す方法がベストです!!

↑という事で

赤丸部分位が凹んでいる部分です。

↑左リアの三角ガラス部分の内張りを外した所

↑後部座席の背もたれも外しました。

ルーフライニングを外すだけなら取らなくてもいいのですが、組み付けの時に後々面倒になるので。

 

深く塗装が削れてキズになっているので、それはデントリペアでは直らない事は承知して頂いています。

パッと見た感じキズは残っていますが、凹みは限界まで出しました!

ライトを点けているので、ハッキリとキズが見えますが、ライトを消して普通に見るとほとんど分かりません。

錆びがくる事もないキズだっので、そのままにしました。深いのでコンパウンドで磨いても消えませんが、タッチアップで塗ってしまうと、それが目に付いて気になってしまう。そんなキズです。

 

この仕上がりが良いか悪いかは個人の判断にお任せするしかない所ですが、今回のお客さまには思った以上に凹みがなくなっていたと、とてもお喜び頂けました。


プジョー308の左リアフェンダーの凹み

フェンダーアーチの所に凹みがあり、その前が少し折れています。

この折れの裏側に何かあるとは思ったのですが、ちょっと厄介な物がありました。

赤丸部分にフェンダーの裏側に、鉄板が上から下にかけてビッチリ貼り付けてあります。(フェンダー内側の写真の部分には、この前に黒い樹脂のカバーが付いて、外さないと見えません。)

ここのせいで、表面側が折れていました。

お客さまにはこの部分の折れは完全には直らないと伝えて、それでもいいのでと言って頂けたのでリペアしました。

実際触って見ないと、どの程度戻せるかが分かりません。とにかくお預りしてやれるだけの事はさせて頂きました。

↑修理前

↑修理後

ほとんど分からない程度には戻せたと思います。

凹みの中心部は深い凹みだったので、少し残ってしまいましたが、修理前に比べると気にならなくなったと思います。

折れ部分には少し塗装肌が荒い所があるので、よく見ると分かります。

お客さまにはとてもお喜び頂けました。

ちなみにプジョーやルノーなど一部輸入車の場合、この辺りの部分なら、リアフェンダー部分は車内からではなく、車外から触れるものが多いです。

メーカーや車種に寄って様々ですので、一度ご来店して頂ければ見させて頂きます。

 

 

 

 


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