小さな凹み

CX-8 左フロントドアの凹み

 デントリペアの基本的な凹みです。

ただしこの車種はガラスが合わせ硝子になっているので、ドアガラスの隙間からは作業出来ないので、内装を外す必要があります。(隙間から入れるとガラスが割れます

)

↑内装を外しただけだとこんな状態なので、更に内部機構も外します。

テープとテープの間、真ん中くらいが凹みのあったところです。

バッチリ修理出来ました。

今回は作業中に、どこがへこんでいたか分からなくなりそうだったので、途中からマーキングして直しました。

自分で見てもどこだったか分かりません。

もちろんお客様にも十分ご満足頂けました。


WRX STI 複数のデント

↑右フロントドア

↑右リアドア

↑左リアドア

↑左リアフェンダー

デントリペアにピッタリの凹みのオンパレードです。

ただしリペア箇所が多いので、それなりに時間はかかります。

ドアの凹みは内装を外して、リアフェンダーの凹みはテールランプを外して作業しました。

↑テープとテープの真ん中がデントだった部分です。

凹みが深かったので少しですが、プチっと残っています。

↑リペア後 右リアドア

↑左リアドア

↑左リアフェンダー

 

前々から気になっておられ、そのうちと思いながらずっとそのままにしていたそうです。

購入して10年になるのを節目に、一度リフレッシュの意味で、まとめてリペアする事にされたそうです。

鈑金塗装すると色合いや肌も変わってしまいます。

費用も高額になりますので、デントリペアでの修復が一番良いと思われてご依頼頂きました。

複数あったので、修理費用も勉強させて頂いています。

仕上がりを確認して頂いて、とても満足してお帰り頂けました!

お客様のご要望に十分にお応え出来たと思います!!

 


ハリアー 左リアドアの凹み(深い筋状)

大きさはデントリペア向きですが、凹み中心部は

かなり深く、筋状になっています。

「塗装が割れるところまでは行かないと思いますが、

修理跡が少し残ってしまうかも?」

とお客様にはお伝えし、了承して頂いてリペアしました。

↑やはり少しですが、修理跡が残ってしまいました。

これ以上押し出そうとしても、パネルが膨らんで張れ上がってしまうだけなので、ここで終了です。

もう少し頑張ればもっと良くなるのか、逆に悪くなるのかの判断はいつも悩むところなのですが、そのあたりは長年の経験とカンです。

全体的に見ればほとんど分からない仕上がりです。

お客様も当初、「どこに凹みが分からないと」仰っていたので、しっかりと場所を伝えて確認して頂きました。

それでも十分に満足して頂けました!!

この後コーティングに出すので、それまでに直しておきたかったと言っておられました。

 

 


CX-5 右フロントドアの凹み

 

二ヶ所凹みがあります。

普通に考えると、ガラスを下げた隙間からツールを入れてリペア出来ます。

が、この車種?(グレードによるのかもしれませんが)はフロントドアのガラスに合わせガラスが使われているので、隙間からリペアしようとすると、ガラスが割れてしまいます!

直すにはどうしても内装を外す必要があります。

そのうえ、内部パネルも外さないとツールが凹みに届きません。

↑ここまで外して初めてリペア開始です。

もちろんプーリング(引っ張り)でも出来なくはないのですが、凹みが深いのと仕上がりの精度を考えると、裏からツールでの押し出しの方が綺麗さでは上です。(プーリングは場合によっては塗装が剥がれる事もあります)

バッチリ跡形もなく直りました。

プーリングではここまで直らなかったと思います。

お客様にも絶賛して頂けました。

久々にスッキリしたお仕事でした。

 


連続!フィアット500

先日と同じ車種ですが、今回は左ドアです。

左右の違いはありますが、基本的に同じです。

違うのは凹みです。

前回よりは単純な凹みですが、曲面部分なので、仕上がりに時に歪みが残りやすい場所です。

内張りを外すとこんな風になっています。

ドアに縦にうっすら白いキズがついています。

ドアチョップの跡ですね。作業し始めて気づいたのですが、良く見ると少し下部分も微妙に歪んでいます。

ここも修正しました。

↑ドア上部分

↑ドア下側

もう少しヒズミが残るかと思ったのですが、綺麗にリペア出来ました!!

白いキズはこの後磨いて取りました。

深いキズが少し残ったのですが、ほぼ分からなくなったので、お客様にも満足して頂けました。

 


ジムニー 右ドア プレスラインの凹み

プレスライン上が酷く凹んでいます。

作業の都合上、ドアガラスも外しました。

プレスライン上がへこむとほとんどの場合、凹みの上部が腫れ上がるため、その部分の修正に苦労します。

腫れ上がりが酷いほど仕上がりに影響します。

長年やっていますが、どの程度の仕上がりになるかは今でもリペアしてみないと分からない場合が多いので

お客様に説明する時に大変苦労します。

今回は、なんとか綺麗?といえるくらいにはリペア出来ました!

↑テープの下部分が凹みのあった所です。

↑ライトを写し込むのに邪魔なので、追加でドアミラーも外しています。

当初お客様には、もう少しヒズミが大きく残る事も想定して説明していたので、この仕上がりには大変満足して頂けました。

凹みの場所や、大きさ、深さ、車種によって色々あるので、いつもこうなるとは限りません。

これでも微妙なヒズミがよ~く見ると残りますが、今回に関しては私自身もスッキリしたお仕事でした。

 


セレナ右フロントドアとスライドドアの凹み

フロントドアは通常のヘコミですが、スライドドアの凹みは深く、パネルが伸びています。

どちらも内装を外しての作業になります。

↑前ドア内部

↑スライドドア内部

黄色いテープとテープの真ん中に凹みがありました。

ほぼ完璧な仕上がりです。

スライドドアの方は、少し張れ気味の仕上がりになりました。

普通に見る分にはほとんど分からないと思います。

お客様にはその事は事前にお伝えしていましたが、

想像以上だと絶賛して頂けました!!

 


レヴォーグ 右リアフェンダーの凹み

リアフェンダーに凹みがあります。

通常なら内装を外すだけでリペア出来るのですが、今回は給油口が邪魔をして上手くツールが入りません。

凹みの位置もリアゲート側から直すには凹みの中心部が遠くて見にくく、リアドア側からではツールが入りませんでした。

仕方がないので、給油口回りを外してそこから直接アクセスしました。

ちなみに

↑車体内側です。

ツールは入るのですが、仕上がりを考えると今回の場合はお勧め出来ません。確実に修理跡が残ります。

 

遠目に見るとほとんど分かりませんが、拡大してピンポイントで見ると凹み中心部が分かります。

凹みがあった事を知らないと、まず見つけられないと思います。

そして、給油口回りを外そうとすると、かなりの確率で

 

↑この部品が割れます。

しかも取り付けの爪が折れます。

今回は中古車店での作業で、このまま取り付けた時の見た目や、機能的には全く問題は無いので、そのまま取り付けという指示でした。

お客様の要望によっては、必要になるので部品は取り寄せておこうと思います。

 

 


RAV4左リアドアのヘコミ

このくらいのヘコミならデントリペアでの修理が最適です。

デントリペアのメリットは鈑金塗装より安く直せるのが一番ですが、新車のオリジナル塗装のままを維持でき、塗装の肌や、パテやせなどの数年経ってからのトラブルも回避出来ます!!

ピンポイントの修理なら断然デントリペアの方が良いと思っています!(デメリットも当然ありますが適材適所です!!)

ただし今回はガラスの隙間からの作業は出来ませんでした。

凹み裏側に張り付けのブレスがありドア内部からの作業でないとリペア出来ませんでした。

この状態だとツールが楽に入るので、リペアが可能になります。

黄色いテープとテープの中間あたりが凹み部分です。

この状態だとまず凹んでいた事は分かりません。

ただ今回は塗装面に少しですがキズがあり、それだけは残ってしまいます。

錆びが出てくるキズではないのですが、塗装表面が少し削れています。

ボディ色のタッチアップで塗料をつけると変に目立ってしまうので、お客様にはそのままか、もし錆びが出るような気がするなら、クリアー塗料でのタッチアップを提案しました。透明なので目立ちません。

キズは残る事はリペア前に伝えていましたので、お客様には大変満足して頂けたようです!!

 

 


ポルシェ マカン 左リアドアの鋭いヘコミ

大きさはデントリペア向きですが、かなり深い凹みです。 

お客様には少し凹みが残る可能性があることを承諾して頂いて、リペアしました。

ここの部分ならガラスの隙間からツールが入るかも?と思って入れてみたのですが、

赤丸のドアビーム?が、凹み裏側にあって凹みを押せませんでした!(ToT)

仕方がないので、内装を外してドア内部から作業しました。

結果、鋭く突かれた様な凹みだったので、やはり少し残ってしまいました。

と言っても、ここが凹んでいた事を知らないと分からない程度の残りかたですが。

アップで見るとこんな感じです。

二粒程凹みが残っています。

離れて見ると分かりません。

この粒を消そうとすると、鈑金塗装でパテ埋めするしか方法があまりません。

本当はこれも消したかったのですが、これ以上押してもパネルが張れ上がるだけで、余計に見た目が悪くなります。

お客様にもこの状態をしっかり確認して頂きましたが満足して頂けました。


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