コペン リアフェンダーの凹み
写真で見ると普通のエクボに見えますが、かなり深い凹みです。
丸い凹みの下にも、縦長の凹みが。
どちらもリペアするのですが、この場所はこのままではツールが入りません。
お客様には最悪の場合ボディに穴を開ける事も視野にいれての作業を許可して頂いてリペアする事に成りました。
取りあえずバンパーを外したのですが、下の凹みだけならその状態で十分リペアできます。
しかし、上の丸い凹みは深さがあるので、通常のツールでは塗装が割れてしまう恐れがありました。
残念ですが、穴を開けてのリペアに切り替えます。
(四角の穴が元々車体にあった物。丸い穴が今回開けた物です。)
穴を開けてのリペアは基本的にまずやらないのですが、こうしないとリペア出来ないので、お客様に、デントリペアで直すのか、それとも鈑金塗装で直すのか選んで貰ってキチンと説明した上で作業しています。(安易に穴開けを薦めている訳ではありません。最悪の場合です。)
それでも、凹みが深過ぎたので少し修理跡が残ってしまいました。
しかしお客様には、ほぼ分からなくなったので大変満足して頂けた様です。
今回は、バンパーの脱着や穴開けなど通常よりも時間は掛かりましたが、それでも3時半程で完了です。
開けた穴は作業後に塞いで防水、防錆の処理をしてお返ししていますのでご安心下さい。。