凹みの種類別

デリカD-5 右フロントドア 横長の凹み

凹みの前方は深く、後に行くほど浅くなって引き摺っています。

深い部分にはキズがあったので、

お客様にはデントリペアではキズは直せない事と、

前方部分の凹みは深いので、

少し凹みが残る可能性がある事とを、

了承して頂いて作業しました。

 

↑ダメージは大きかったのですが、思ったよりも出てくれました。

多少、粗い部分も残りますが、お客様には大変満足して頂けました!!

 

残ってしまったキズですが、、

これを直そうとすると塗装屋さんにお願いするか、

筆でタッチアップするかになります。

筆塗りの場合どうやっても色が合うことはほぼ無いので、当店では錆びが気になる場合は、透明のクリアーでタッチアップする事をお勧めしています。

あまり目立たずに、錆び止めとしては有効だと思います。

ちなみに、今回のキズは下地まで届いていないので、錆びることはありません。


CX-5シャークアンテナ部分の凹み

↑アンテナの後を引っかけてバックした為、黄色の矢印方向にめくれ上がって、アンテナの前が凹んだようです。

その為アンテナ部分が浮いてしまいました。

アンテナを外すとこんな状態です。

本当は仕上がり具合を考えると、リアゲートを外した方が作業しやすく、その分良い仕上がりなるですが、お客様のご都合と費用がより高額になるため外さずに作業しました。

 

アンテナの前に少しユガミが残りますが、リアゲートを外さずに作業したのと、ダメージが大きく、パネルが伸びきっていた為これが限界でした。

お客様には大変満足して頂けたので、私も嬉しいかぎりです。

通常ならお預かり当日には返却できるのですが、他の出張作業などもあり、この車にかかりきりにはなれないので、4日程預かっての作業でした。

写真に撮るのを忘れたのですが、この他の作業としては、天井の内装脱着、防水処理なども必要で写真で見る以上の手間と時間がかかっています。


N-BOX右スライドドアの凹み

クセの入ったパネルのきわに出来た凹み。

ヒズミが残る場合が多いので、嫌な感じの凹みです。

現行のN-BOXの場合は、この部分に凹みが出来てしまうと、裏側にブレスがあるためツールが入らない場合があります。

今回もご多分にもれず入りませんでした。

 内装に加え、モジュールパネルも外して作業しました。

↑モジュールパネルです。現行型の場合、これを外さないとリペア出来ない事があります。

出来れば外したくはないのですが、今回はツールが入らないので外しました。

↑レールカバーも外してワイヤーも取ります。

最終的にはこんな感じです。

凹みはなくなったのですが、少し塗装肌の荒い仕上がりになりました。

今回は業者様からのご依頼だったのですが 、

お客様にとても満足して頂けたと

後で連絡がありました。

微妙な仕上がりだったので、ホッとしました。


エブリィバン 右リアフェンダーの凹み

 

広範囲の凹みです。

お客様には完全に綺麗に直すなら、鈑金塗装での修理が良いとお勧めしたのですが、費用の事もあるので何とかデントリペアで直して欲しいとお願いされて、お引き受けする事にしました。

車内のパネルを外せばツールは容易に入ります。

凹みの深い部分、凹んだ時に突き出してしまっている部分など複雑に絡み合っています。

部分、部分で凹みが深く、パネルが伸びきっている所があるので微妙な歪みが残りますが、

お客様は、ここまで直るとは思ってなかった!

と、とても喜んで頂けました。

作業前に、パネルの後端部分と突き出した部分は、綺麗には直らない事は伝えていたのですが、

仕上がりは最後までやってみないと分からないので、

「仕上がりはお任せで!」と言うことでお引き受けしたのですが、満足して頂けたのでホッとしました。

 


ヴェルファイア 右フロントフェンダーの凹み

少し複雑な凹みです。

最近の車はボンネット側からもツールが入るので、比較的楽に作業出来るのですが、車種によっては下の様な部品がついているものも。

フェンダー内にあって、作業の邪魔になるので外しました。何のためについているのかは知りません。

よとく見てもらうと、大きく凹んでいる部分の上側、ライトが途切れているところにも小さな凹みがありました。

ボンネット側、タイヤハウス側の二ヶ所からツールを入れてじっくり作業しました。

思ったよりも歪みが残らずに仕上がりました。

業者様からのご依頼だったのですが、

これなら大丈夫!と太鼓判を頂けました。


ワゴンR リアゲート、プレスラインの凹みとその他

ノブの横は少し複雑に、プレスラインは少し深く凹んでいます。

作業するのに邪魔なので!ドアノブは外しました。

↑内装を外してパネル内側です。

この場所には以前はこんなパネル無かったのですが、この型式からは付いています。

リペアするには物凄く邪魔になります。

(凹みによっては、今まで直せたものが、ツールが入らない事で直せないかも。)

これは外れないので何とか入るツールを見つけて、工夫するしかありません。

思ったより綺麗に直りました!!

ただし、ゲートの1番下のパネルの張り合わせ部分に折れが残りました。

普通に見る分には余り目立ちませんが。

ライトの映り込んだ部分が屈折しています。

この状態は直せないので、このままになります。

お客様にも仕上がりをしっかり確認して頂きました。

折れ部分もキチンと見て頂き、ほとんど分からないので大丈夫!との事で、満足して頂けたようです。

 

 


アウディA3 左リアドア、プレスラインの凹み修理

プレスライン上をまたいで凹んでいます。

どこからツールを入れるか悩んだのですが、1番いいのがドアの配線の引き込み穴。

写真で見ると簡単に外れる様に見えますが、樹脂製で裏側が爪になっているので、この部分を正確に外さないと爪が割れたり(組み付けの時にはまらなくなります)、穴の廻りにキズがつきます。

出来るだけリスクを回避するために、内装を外してドア内部から外しました。 

配線をドアの中に引き込み、ツールの挿入口を無事確保して作業開始です。

作業前はプレスライン上の凹みがもっとクッキリ残るかと思ったのですが、やってみると思った以上に出てくれたので、なかなか良い出来に仕上がりました。

今回はリペア、バラシ共に難なく終了しましたが、同じアウディでも年式や型式、グレードによっては、当店ではバラせない車もあります。

その場合はバラシを断念するか、他所で外して来て頂く事もあります。

リペアに関してはお任せ下さい!!


セレナ リアゲート大きな凹み

坂道の登りで下がってしまい、電柱にゆっくりですがぶつかってしまったらしいです。

通常ならパネル交換だと思います。

お客様にはデントリペアで直しても綺麗に元の様に修理する事は無理なので、鈑金塗装もしくはパネル交換での修理が必要だとご説明しました。

しかし年数も経っているので修理に大きな金額をかけたくないとの事で、出来る限りで良いのでというご希望でリペアする事になりました。

細かい部分まではなかなか難しいですが、全体的には整えることは出来ました。

見積もり時にはご夫婦で来られたのですが、リペア当日は奥様だけのご来店でした。奥様にはご満足して頂けたのですが、ご主人様とは一緒に最終確認をしてもらっていませんでした。作業に納得いただけたか少し心配していましたが、後日ご主人様からわざわざご連絡頂き、お褒めの言葉を頂けたのでホッとしました。

↑パネルぎわが曲がって折れ、塗装も割れがありました。

↑塗装面はそのまま残ってしまいますが、タッチアップペイントで塗って錆止めしました。

バンパーも元通りとはならないですが、ある程度修正しています。


N-VANリアゲート上部の凹み

リアゲート上面に深く大きな凹みが出来てしまっています。

リアゲートのガラスより上部に凹みが出来てしまった場合は、直そうとしてもツールが入る穴等がどの車種もほとんどありません。

その為リペアするには押し出しではなく、引っ張りで直すのですが、ここまで凹んでいると凹みが深すぎる為、凹みを小さくする事はできますが、そこまでが限界で直したとは言えない仕上がりになります。

キズがある場合は塗装が剥がれる可能性も高くなります。

そこで今回はお客様と相談した上で、リアゲートを外して直すことにしました。

筋状に少し凹みが残ってしまいますが、この位には修復出来ました。

ツールが入る所がボルト穴部分しかなく、入るツールも限られていた為これが限界です。

塗装表面にキズ(磨いてはみたのですが、塗装にダメージがあるため取れませんでした。作業前にお客様とは確認済みです)が残ってしまいますが、凹みがほとんど無くなったので、お客様には満足して頂けました。

 

 


ミニ 左ドアの凹み修理

大きく凹んでいます。

凹み後側には少し張れも出ています。

↑ドア内部の写真です。

赤丸部分のドアビームが張れの原因です。

この部分に凹みがあるので、内装を外さないとツールが入らずリペア出来ませんでした。

外してしまえば、ほとんどのツールが入るので

後はじっくり直していきます。

 

ほとんど分からない位にはリペア出来ました。

動画だと↓

少し微妙な歪みが残りますが、元のダメージが大きかったのでこれで限界です。

お客様にはかなりお喜び頂けました。

 


...10...1819202122...30...