VWトゥーラン 左リアフェンダーの凹み
リアフェンダーのプレスライン上に、ライトの部分とその後ろに一ヵ所、計二ヵ所凹みがあります。
内装を外して作業しました。
内装を外すと以外にすんなりツールが入りました!
あとはリペアです。
分かりにくいですが、ほんの少し荒い部分が残ります。
お客様には絶賛して頂けました!
ツールがキッチリ入ってくれたので助かりました。
プーリングでは、なかなかこうはリペア出来ません。
リアフェンダーのプレスライン上に、ライトの部分とその後ろに一ヵ所、計二ヵ所凹みがあります。
内装を外して作業しました。
内装を外すと以外にすんなりツールが入りました!
あとはリペアです。
分かりにくいですが、ほんの少し荒い部分が残ります。
お客様には絶賛して頂けました!
ツールがキッチリ入ってくれたので助かりました。
プーリングでは、なかなかこうはリペア出来ません。
もう少しマシになればと、ご相談頂きました。
ただ、この車種は普通車と違い鉄板が分厚過ぎて、何処まで直せるかはやってみないと分かりません。
ほぼ、お任せと言う事でお引き受けしました。
「ポンチでかなり叩いて落とせる所まで落として、その後落ち過ぎた廻りを押し出す」
と言う作業を何度も繰り返して、出来る限界までリペアしました。
戻し切れない所もありますが、お客様には大変喜んで頂けました。
この車種は何度かリペアした事がありますが、パネルがかなり分厚い為、通常なら直せる程度の深い凹みや突き上げでもこの車はかなり厳しいです。
古い車ですが車体はかなり整備が行き届いていて、良い状態だと思います。
お客様のかなりのお気に入りの一台でしたので、これからも大事に乗って頂ければと思います。
プレスラインを潰してガッツリ凹んでいます。
凹み上部には張れもあります。
目立たなくなればと言う事でお引き受けしました。
プレスライン部分の凹みを出すのが硬すぎ、力が掛けられないので、ガラスも外して作業しました。
少し荒い部分とプレスラインの凹み中心部が残りますが、ここまでが限界でした。
ただ、普通にライトを入れずに見る分にはほとんど分からない仕上がりにはなりました。
ボンネットにポツンと凹みがあります。
白色のボディで日光が当たるとあまり気にならないのですが、日陰に入ると凄く目立つとの事でご依頼頂きました。
通常はボンネット裏はインシュレーターと言う黒いカバーで覆われているのですが、外して見ると
こんな感じで骨だらけでした!
必然的にツールを入れる部分が限られて来るので、リペアし辛い状況になります。
穴を空ければ良いのですが、それは最終手段です。
あと、空けるにはボンネット表面との空間があまり無いので、ドリルで外鈑を突き上げる可能性が高い為、リスクを考えるとやりたくありません。
何とかツールを入れてリペアしました。
普通に見る分には分からない仕上がりになりましたが、
ライトを入れて見ると凹みが深く、パネルが伸び過ぎているので少し残っているのが分かると思います。
凹んでいた事を知らないと余程でないと見つけられないので、仕上がりはご満足して頂けました!
小さい凹みですが、少し深めです。
本当ならガラスの隙間からツールを入れて作業したいのですが、凹みの中心部分が捉えにくかったのと、水切りモールへのダメージを与えない様に内装を外して作業しました。(錆び止めもしますので)
赤丸の部分が凹んでいた部分です。
白い線キズがありますが、そこが凹んでいた所です。
作業後、白い完全にれませんが、かなり薄くする事は出来ました。
凹み自体はほぼ完璧に直せました!
うっすらですが、変な凹み方をしています。
この部分はツールが入らないので、プーリングでの作業になります。
プッシュよりも精度が落ちますが、目立たなくと言って頂ければ何とかします。
ライトを入れて映しているのは、状態をシッカリ見て頂く為にしているのですが、
ライトを外して、普通に見る分には分からないと思います。
お客様にもシッカリ確認して頂いて、十分納得して頂きました!
ポチッと凹んでいます。
現行N-BOXの場合、最悪内張りを外してもツールが入らないので、モジュールパネルと言う部品を外さないとリペア出来ない事があります。
そうなると作業時間と費用が結構掛かります。
ただ、今回は幸いにもガラスの隙間からリペア出来ました。
↑こんな感じで作業します。
ほとんど完璧にリペア出来ました!!!
この車種の場合はほんの少し凹みの位置がズレると、全くと言って良い程時間と費用が変わります。
出来るだけお安くとは思うのですが、可能な限り完璧を目指して作業致します。
上と下の写真をみてどう思いますか?
分かる人はプロです。
写真なので分かりにくいと思いますが、点の凹みではなく、少しですが横引きの凹みです。
上の写真だけだと丸い普通の凹みに見えます。
ただ、下の写真を見ると横長に当たった凹みだという事が分かります。この判断が大切です。
これが分かるかどうかで仕上がりが変わります。
深い凹みの場合はこの限りではなく残ってしまうことはままありますが、横引きの凹みを点の凹みと間違えて直そうとすると、横長の修理跡が残ります。
これに気づくかどうかが経験値です。
単純に見える凹みですが、本当に簡単な凹みは中々ありません。
今回はドアビームの所に凹みがありました。
少し作業しにくいですが、問題なく直ります。
凹みとしては理想的ですので、比較的短時間で終了完了です。
デントリペア自体は単純な技術で、押し出すまたは引き出すだけの作業ですが、色々な知識、経験、テクニック等が混ざった技術だと思います。
私自身の持論ですが、リペア(修復)である以上完璧、100%と言う物は提供出来ません。
後はお客様が求める物と、こちらが提供出来る物とが何処まで寄り添えるかだと思います。
そして、限りなく100%に近づける努力をするのが私の
仕事です。
小さな凹みが2ヶ所
私が20年以上前に習ったデントリペアスクールでは、これが直せれば卒業くらいの凹みです。(当時は私が習ったデントジャパンか、デントマジックと言うスクールが主流でした。カービューティープロでもやってました。懐かしい!!)
言ってしまえば基本中の基本。
二枚目の写真の凹みはガラスの隙間からツールを入れて作業出来ますが、一枚目の場所は内装を外して作業しないと、ドアビームの付け根の中になるのでツールが入りません。
100%とは言いませんが、ほとんど完璧に直りました。
始めた当初はこの2ヶ所を直すのに、半日からほぼ1日、それだけ時間を掛けても誰が見ても分からない仕上がりにはなりませんでした。
スクールにいる時は、講師がいて横で一つずつ教えてくれて、ここまで直れば大丈夫!!と言ってくれていました。
卒業して始めると誰も教えてくれる人はいないので、どの時点で終了して良いのかも分からず苦労した事を思い出します。
今ならスマホでアドバイス等、リアルタイムで写真、
動画で相談ができるのですがね~。
今でも直しきるまで、どうなるか分からない凹みが沢山あるので、これからも日々修行です!!!