結構深めの凹みです。
当店の以前のブログの投稿で、今回のお客様と同じ車を載せていたので、ウチなら出来るかも?と思って堺市から来られました。
この型になってから、スライドドアの内部の構造が一新しており、今迄のように内張りを外せば作業開始です、とは行かない様になっています。モジュールパネルという構造でドア内側からリペアするには、この部分を外さないとほぼリペア出来ません。
これさえ外せば以前の型より作業性はバツグンに良くなっています。
当店に来られる前に鈑金の見積りを取ると10万以上掛かると言われ、お近くのデントリペア店での見積りではツールが届かないという事で断られたそうです。半ば諦められていた所に当店のブログを見て頂いた様でした。
外して確認すると、ドアの内側の二重構造の部分に凹みがありました。
外せばすぐにリペア開始とはいかず色々探って何とかリペア開始です。
思った以上に時間が掛かりましたが、お客様には長めに作業時間をお伝えしていたのでジックリリペアしていきます。
凹みが深く、キッチリ戻すにはパネルが伸び過ぎていたので、ポツッと残りましたが、ボディ色がホワイトなので、ここに凹みがあったと知らないとまず分からないと思います。
最悪凹んだままか、高額な鈑金で修理かを悩んでおられたので、お客様に凄く喜んで頂けたようで感無量です。
今回は、凹みの修理も難易度が高かったのですが、内部機構の脱着が特に肝になるリペアでした。