通常ならこの部分のリペアはプーリング(引出し)でしか出来ません。
今回のような深い凹みはプーリング作業では凹みの一番深い部分が確実に残るので、お断りすることが多いです。
よく車体を裏から見ると、前から後ろに掛け直径3~4センチ程度のグロメットがあるので、これを外せばツールが入らないかと聞かれますが、絶対に入りません。
↑こういうヤツです。(この写真は別の車です)
ただ今回はサイドエアロが付いていて外して見ると、ここからどうぞとばかりにピン穴が空いていました!
試しにツールを入れて見ると、なかなかバッチリ入ります。
という事で、リペア作業しました。
やはり深い筋状に残りました。
黄色いテープの右側に凹みの残りがあります。
ライトを入れないとほとんど分からないと思います。
画像を引き伸ばして見て貰うと、微かに筋状の残りが見えます。
ピン穴は少しですが変形しましたが、水が入らないようにシールしてエアロを取り付け終了です。
たまたま偶然横穴が空いていたのでリペア出来ましたが、この位置からもう少しずれていたり、別の車だったら無理だったと思います。
今回は幸運でした。