ドア下の凹み
プレスラインがかなり潰れているので、デントリペアでの修理方法では歪みが残ります。
キッチリ直すには鈑金塗装の方が良いのですが、デントリペアでの修理を依頼して頂きました。
ただ、この車種は内張りを外しただけではツールが入らないので、硝子を外しドアレギュレーターごと内部パネルも外してからの作業になります。
赤丸部分が凹みの位置です。
このドアビームがかなり邪魔でリペアに最適なツールが入らず、ツールのアクセスも悪いので当初の作業時間を大幅に越えてしまいました。
完璧に直せました!!
と見えますが、ライトを映し込んで見ると
歪みがよく分かります。
上のプレスラインと下のプレスラインの幅が狭く、硬い部分なのと、ツールアクセスの悪さが最大の原因です。
お客様にもライトを当てた状態と、何も映し込まない状態の両方をシッカリ確認して頂きました。
結果は…..
私の想像に反して、とても喜んで頂けました。
20年以上この仕事をやっていても中々難しい仕事です。
奥が深い作業だと自分でも思い知らされます。