ルーフの後、中央部分が凹んでいます。
ユニックなのでこの後にあるクレーン部分が前方に振っていたのに、キャビンを上げてしまい凹んでしまったようです。
ただ車体が大きくルーフの部分も高いので、デントリペア用のライトが届きません。
仕方がないので写り込む景色を見ながら、何とかリペアしました。
ただし傷は直せませんので、凹みさえ直して貰えれば、後は自分で塗装しますとのことでした。
↑車内からの画像です。
天井の内張りを外すと凹んでいる部分がハッキリ凸になっていて、見ただけでここが凹み部分だと確認出来るくらいには凹んでいました。
通常のリペアの様に、写り込んだライトを見ながら作業は出来ないので、ほとんど裏側からの凸部分を確認しながら勘でリペアしました。
押し出しの加減が全く分からないので、ほぼ手の平で凹凸の感じを確認しながらですので、荒出しに近い作業になります。
見にくいですが、傷がなければほぼ分からない位には凹みが上がったのですが、細かい凹凸は残っているので、綺麗に完璧に直すには薄くパテを入れて塗装する必要はあります。
お客様はここまで直してくれれば後は何とか出来るとの事でした。
ドアやフロントパネル位なら、ほぼ乗用車と変わらないのですが、ルーフの時は結構苦労します。
ユニックのブームが前方に向いている時は、絶対にキャビンを上げないで下さいね!!