当て逃げです。
リアゲートとリアバンパーに凹みと傷がありました。
当てた相手は気付いているのか、いないのか?
幸い目立ったキズは塗装面に無く凹みさえ何とかなれば、という事で来られました。
お客様は鈑金塗装も視野に入れてお見積りに来られ、当日はお見積りのみで。
後日、鈑金屋さんでもご相談されました。
しかし、鈑金すると新車からの塗装が変わってしまい、安い鈑金塗装だとパテやせの心配もあるので、ジックリ考えられて当店でのリペアをご依頼頂きました。
今回の様な凹みはよくあり、多数リペアしてきましたが、やはり同じ様に見えても、全く同じ凹みはなかなかありません。
20年目ですが、毎回ドキドキ、ハラハラ。
凹みの大小、浅い深いに関係無く、「本当に直せるのか?」と自問自答しながらの作業です。
甘く考えた時ほど、もしかして直らないのでは?と思う事があります。それでも最終的には何とかしてきましたが。
「前回出来たから今回も大丈夫」はあり得ませんので、最終的にはやってみないと分からないと伝え、ご理解も頂いて作業しました。
リアゲートの内張を外した状態、凹みの裏側です。
赤丸の部分が今回の凹みの問題部分です。
最初の写真の大きく凹んでいる部分が、瓢箪の様になっているのは、赤丸部分のブレス?骨?が後から押した様な状態で突き出しているからです。
この部分のダメージがかなりネックになってきます。全体的な凹みの大きささは50センチ以上あります。
可能な限りとお客様とお約束したのですが、それ以上の仕上がりになる様、全力で頑張ります!!
色々試行錯誤しながら三時間程掛かりましたが、これ以上は無理なので終了。
写真で見ても少し歪みが残ります。
動画も用意しましたので参考にして下さい。
↑横から見た感じです。
全体的な歪み(写真や動画は細かい所まで映らないのが残念です。)は取れませんが、リペア前と比べて頂けると格段に良くなりまた。
お客様にもとても喜んで頂け感無量です。
どんな凹みでもお客様がどの程度の修理を望んでおられるかで、修理方法が変わります。
今回は通常なら当然鈑金塗装をお勧めするレベルですが、色々お話させて頂いてお客様が思い描く一番良い方法を取らせて頂きました。
デントリペアでダメな場合は鈑金塗装でも対応させて頂きます。
どんな凹みでも!とは行かいないデントリペアですが、可能性があるなら、トコトンやります。ダメ元でも良いので一度ご連絡下さい。
他府県からもメール、LINE等でのお問合せが多々あります。聞くだけなら無料なのでお気軽に!!
デントリペアについては適切なアドバイスが出来ると思います。